スティック編ハイハットを叩く時の感覚と音の違いについて

ドラムについて

どうも、むーでぃです!


本日は、ドラムを叩く際に意識するスティックの部位による違いを説明したいと思います。

スティックは様々な種類があり、種類によって音の質は違います。
がしかし、どのスティックも

ここで叩くとこんな音が出るんだ!

こう叩いたら感覚が変わった!

と、いうような音や感覚の違いは
さまざまなスティックに共通してあります。

そして、私個人的な意見ではありますが…
スティックの叩く部位によって最も変化があるのは「ハイハット」だと思っております。

ハイハットは、力加減や叩く部位によって

  • 「音の質」
  • 「音量」
  • 「感覚」

が全然違います。曲のジャンルやテンポによっても変わってくるので、奥が深いです!

シンバル類を叩く場所はこのように分けられております


ですので今回は、

むーでぃ
むーでぃ
私がやってる使い分けも含めてご紹介したいと思います!
この記事はこんな人にオススメ
  • スティックの叩く部位で困ってる
  • ジャンルによってどの叩き方をすれば良いか知りたい
  • 叩き方が定まらない
  • 音の違いが知りたい

スティックの部位

スティックは大きく分けてこのくらいに分かれます。

人によって、シャフトを持つ方がいたり、シャフトあたりで叩く方もいるので
100%ここだ!ということは言いきれませんが、私はこのグリップを握り叩いております。

叩きわける時の代表的な部分は

  • チップ
  • ショルダー

部分です。
中にはシャフト部分でも叩いている方がいますが最初はこの2つで叩き比べてみると良いかと思われます!

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チップを使って叩いてみよう

まず、チップ部分でハイハットを叩いたらどうなるか紹介します。
チップはスティックの先端部分にあり、形は色々あります。

ハイハットの「ボウ」部分にチップを当てるよう叩くと、力ががチップへダイレクトに加わります。
力が加わるので、感覚としては

跳ね返りやすいのでバウンドがしやすいです!

バウンドが大きいので、速い曲などで使う
「フィンガーコントロール」がやりやすいです。

また、ハイハットに当たる時の接点部分がチップのみなので、
力もダイレクトにチップへ行きます。
そのため音が細かく

「チッチッチッチ」

というような音になります。

人や叩くジャンルによっては
音が細かいことから、少し音量が小さいと感じるので迫力が物足りなく思う方もいます。場合によってはレコーディングなどでチップでやったけど納得いかない…とやり直す人もいます。(私)

しかし、ジャズのレガートなどはチップ部分を当てることも多いのでジャンルによって使い分けてみましょう!

むーでぃ
むーでぃ
私は、ハイハットを16部で刻み、フラットに叩くときはチップを使ってました。しかし、ROCKなどバンドサウンドなどでは埋まりがちなので注意しましょう!
結論、チップで叩くと?
  • 叩いた時の跳ね返りが大きいので細かい部分であったりフィンガーコントロールに向いてます
  • ハイハットに対してチップが当たるように叩くので、音を安定させるよう意識したりと気を使うことは多いです。

チップの注意点

チップで叩くときは、
チップを使って叩しやすくするため、
ハイハットにヒットしやすくなる様に肘を上げ、角度をつけて叩きます

角度をつけすぎると肩が疲れやすく、下手すると身体痛めるので気をつけてください!

角度をつけるのであれば潔くハイハットを下げてしまいましょう。

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ショルダーを使って叩いてみよう

次にショルダーで叩いた時の違いを紹介します。

ショルダーはチップの時のように、
ハイハットの「ボウ」部分で叩くには少しやり辛いです。

シンバルの位置名称はこちら←

「エッジ」部分に少し角度をつけて叩きましょう。
端っこで叩くことで、チップと比べてヒットがしやすいので音のばらつきは少ないです。

力が加わる面積はチップと比べ広いので音量は大きい印象です。また、少し音は低めで、 「ジッジッジッジ」

というような音になります。

音量がチップと比べて稼げるので、少し音量が求められる曲などで使います。

特にハイハットオープンで叩く時などは私ほとんどショルダーです

また、チップよりもヒットしたに
力が後分散してしまうのでバウンドは出にくいです。
よってフィンガーコントロールはやり辛いです。

むーでぃ
むーでぃ
そのまま速い曲をする際には少し疲れやすく、無駄な力が入りやすいので練習が必要です。
結論、ショルダーで叩くと?
  • 音が出やすく、迫力が出たりオープンの時にやりやすい
  • 力が分散し跳ね返りが少ないのでフィンガーコントロールが難しい

ショルダーの注意点

ハイハットの端っこを叩くので

人によってはハイハットに対して垂直で叩こうとしてしまいます。

もちろん叩き辛いし、スティックのダメージがでかいので折れやすいので気をつけましょう!

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どう使い分ける?

私の行っているやり方を紹介します!

先ほども少し話したように、
チップはバウンドがしやすいので
ダブルストロークをする際や、フィンガーコントロールなど速い箇所や細かいところではチップを使います。

チップでは音量が細かい分、音の違いもわかりやすく、音が安定するように神経を使うので練習が必要です。

また、

もう少し音を出して!気持ちよく叩きたいたい!

細かい箇所と音色で差をつけたい!

そんな時はショルダーを使います。

ショルダーは音が出る分、
バウンドが出にくかったりとするので先ほども言っなように練習が必要です!

また、曲の中にはショルダーとチップを使い分けることも少なくありません!

先日投稿した曲の最初の部分のようなイメージで使い分けてます。

細かいところは少し腕を上げてチップを当てるように叩き(上げすぎ注意)、他の部分はショルダーで叩いております。

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ショルダーで速い曲を叩くには

2ビートなど速い曲だとチップだとかショルダーとか言ってられないこともあるかと思います。

速い曲なので色んなとこに意識を向けるとやはりモタッてしまいます。

そんな時はアップダウン奏法を使って対応していきましょう!

アップダウンもいずれ解説できたらと思っているのですが、ザックリ説明すると

  1. 腕を下ろす時に叩く
  2. 腕を持ち上げるついでに叩く

というような
1回の動作で2回叩くというようなイメージです!

この動作で叩けるようになると力の配分が半減できるので便利です!
スネア連打のアクセントなどにもアップダウンを使います!

むーでぃ
むーでぃ
ぜひマスターしましょう

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まとめ

今回の記事をまとめてみました!

まとめました
  • チップは細かい音が出て、バウンドがしやすい
  • ショルダーは大きい音がでて安定しやすい
  • 曲やジャンルによって使い分けよう
  • アップダウンを練習しよう

個人的に叩く部位で変わりやすいスティックをご紹介します!
私も使ってるVICFIRTHの5BとPROMARKの5B

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終わりに

いかがでしたでしょうか?

スティックによって重さや長さ、木の種類は違いますが
このように叩く部位によっての音の違いも叩いていくうちにわかっていくと楽しいです!

みなさんもぜひ使い分けてください!

では、バハハーハー

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この記事を書いた半鳥

半鳥半人のドラマーYoutubeを中心に活動しています。ウィンズ音楽教室でオンラインドラム講師なども行なっています

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