どうも、むーでぃです

夕立が続く日が多いですね。晴れたかと思うと急に降ったりで洗濯物が毎回乾きません…
さて,そんな今回は
ドラムヘッドの種類についてお話ししたいと思います。
変な話、私も細かい部分はそこまで詳しくないので…
始めてドラムのヘッドを交換したいなと考えている方へ向けたご紹介をさせていただきます。
基本的に、交換するのはスネアのヘッドがベターだと思いますが。
種類によってはタムに向いてるヘッドなども多々あるのでご紹介します。
スネアのヘッド交換方法についてはこちら→
ヘッドが変わるだけで、音の印象や自身の演奏の雰囲気がガラッと変わるので追求していくと楽しいものですっ!
今回は、私が今まで1番愛用している
REMO
を基準にご紹介させていただきます。
- 自分に合ったドラム(スネア( )のヘッドを使いたい
- ヘッドの音の違いを知りたい
- ヘッドの種類が知りたい
ページコンテンツ
ドラムヘッドを見る基準
まずはスネアのヘッドを見る際、何が違うのかをご紹介いたします。
ヘッドには、厚さや素材、枚数によって音色やアタック感などが変わっていきます。
厚さ
先ずは厚さについて
ヘッドの厚さの違いで
音色や耐久性が変わってきます。
ヘッドが分厚いと音が重たくパワーが出やすくになり、耐久性が高いです。
ヘッドが薄いと繊細な音が出しやすくなります。

私としては高い音=綺麗な音のイメージですね。
かと言って高くしすぎると耳が痛くなるので調整は難しいです。

スナッピーのジャラジャラした音の振動を伝えやすくするため薄く作られてるんだとか。
プライ
プライは、
フィルムの枚数(層)で
1枚のフィルムで作られたものを1プライ
2枚で作られたのを2プライと言われます。
枚数が多いと分厚い音になり少ないと薄い音になります。

厚さの種類
厚さの種類は大きく分けて3種類。

1番薄いものをディプロマット、真ん中をアンバサダー、厚いものをエンペラーと言います。
もっと細かくすれば名前の後にXがついたりと色々ありますが
多すぎても混乱するのでここでは省きます。
ディプロマット
3種類の中で1番ヘッドが薄いものです。
- 明るい音がでやすく
- 叩いた時の余韻(サスティーン)が長く綺麗
- 耐久性が低い
と言うような特徴があります。
繊細な音が出やすいので、
しっとりとしたバラードであったり細かい音を出す曲などに向いているかな…
と思っております。
ディプロマットはこちら→

アンバサダー
エンペラーとディプロマットの間のヘッドになります。
耐久性もそこそこあり、バランスの言いスネアヘッドと言われております。

選び方としては、
まず…アンバサダーで試して
- もう少し細かく高い綺麗な音が出したいと感じたらディプロマットに
- ヘビーな迫力のある音が出したいのであればエンペラー
などなど検討の基準にしていくのがいいかと思います。
ロックなどにも大活躍できますが、ファンクやアシッドジャズなどにも向いていると感じております。
アンバサダーはこちら→

エンペラー
最後にエンペラーです。
名前からして厚いスネアヘッドですね。
- ダークな音
- アタックが強く迫力のある音
- 耐久性が高い
- ジャンルは限られるかも?
ヘッドが分厚く、フィルムが2プライであったりと色々あるのでとにかく迫力がありますね。
迫力がある分ダークでハイ(高い音)はカットされてるので出にくいです。

もう少し高い音が出る方法はないかな?と思っていたり…
迫力重視の激しいジャンルで合ったりに適していると思います。
エンペラーはこちら→

素材
素材も色々とあり、材質によって叩いた時の感覚が変わります。
その中でも王道なものを先ずはご紹介いたします!
素材のご紹介なのでサイズや厚さはバラバラになっております。
また、全てスネアにも使えますがタムやバスドラで利用しているのが多い種類などあるのでお話ができればなと思っております。
クリアー
先ずはクリアの素材。
コーティングが何もされておらず、透明なヘッドになっております。
タムやバスドラなどによく使われます
何もコーティングされてないのでシンプルでクリアーな音にもなっております

コーテッド(Coated)
クリアなヘッドに白いざらざらとしたコーティングがされており、
スネアでは1番メジャーなのではないかと思っております。
クリアなヘッドよりも少しミュートがかかっており若干ダークになっている印象です。
ジャズなどのブラシにも適していますね。

ピンストライプ(Pinstripe)
ヘッドにリングのフィルムが
コーティングされている2層(2プライ)になっているヘッドです。
叩いた時の倍音が少し少なくなっており、音色が幅広くバランスのいいヘッドです。
こちらもタムやバスドラでよく使われている印象ですね。

パワーストローク
こちらは、ピンストライプに見た目が似ておりますね。
リングが二つというイメージでも良いかもです。
ピンストライプよりも、パワーを出したい方向けです!
バスドラなどでよく見ますねっ

コントロールサウンド(CS)
最後にCSです。
こちらは、ヘッドの中心部に【ドット】と言うフィルムが重なっており余計なサスティーンがカットされアタックが強くタイトな音になると言われております。
ドットによって打面をガードしてくれるので耐久性も上がります。
ヘッドの組み合わせの名前を知ろう
ヘッドは厚さや素材によって呼び方がありますが…
素材同士でも合わさって名前が変わることがあるので理解しておくと楽器屋さんに行った時に探しやすいです。
例えばCSとコーテッドでCSコーテッド

などなどさまざまです。

様々な特徴や組み合わせなどなど
自分のスタイルを見つけてきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめてみました
- 薄いヘッドはディプロマット
- 標準のヘッドはアンバサダー
- 厚いのはエンペラー
- クリアーはコーティングされていないシンプルでタムなどに使われてる
- コーテッドはザラザラしたコーティングがされており、クリアーよりも若干ダークに
- ピンストライプはヘッドにリングのフィルムがついており音色の幅が広い
- パワーストロークはピンストライプよりも少しアタック感を強めた
- CSはドットがベッドに重なっておりアタック感や耐久性を上げる
何から手をつければいいかわからない人は
標準でバランスのいいヘッドを選ぶか
1番求めてるスタイルのヘッド(ヘビーなサウンドならエンペラーなど)を選び、そこから調整していくのが良いです

ドラムセットのバランスについてはこちら→
終わりに
いかがでしたか?
ヘッドはいろんな種類があり、今回がご紹介したのもほんの1人握りです。

みなさんも、ぜひ参考にヘッドを選んで自分のスタイルを見つけていきましょう!
では、バハハーハー






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