みなさん、最近雨がすごいですね…
気をつけてお過ごしください。
そんな今回は、先日話した基礎練「ルーディメント」の中の一つ
パラディドル
についてお話ししたいと思います。
なぜならば、アクセントもダブルストロークも入っているからです。
全て同時に行うので
いわゆる
とある漫画に出てくる念能力
「硬」
同時に行う意味で近いかもしれません。
また、この記事でむーでぃのブログをはじめてみた方へ、
パラディドルをする前には
アクセント移動、ダブルストロークも出来といた方がいいので、
よろしければこちらもご覧ください。
アクセント移動
ダブルストローク
- ルーディメント、「パラディドル」をしてみたい
- パラディドルが上手くいかない
- パラディドルがどんな効果があるのか知りたい
ページコンテンツ
パラディドルとは?
パラディドルとは、なぜ、このような名前なのか気になりませんか?
私は、アクセントダブルでいいじゃん
なんて思っていました。笑
実は、ちゃんとしっかりとした意味があるんですね。
「パラ」…
シングルでバラバラに左右交互に叩くという意味です
「ディドル」…
同じ手で2回叩くという意味です。
どんな効果があるの?
私は、以前学生のころ
ルーディメントは必ずやりましょう
と教わりました。
しかし当時とんがっていた私は、
と思っており、
あまりやる気になれませんでした。
時間が経ち最近になって
もっとやっとけばよかったなんて思っています。
人間って不思議で(私は半分鳥ちゃん)、勉強もそうですが…
やる必要性が心から感じないとどうしてもやる気になれないんです。
中高生の頃、何も勉強できなかったのに
自分のやりたい仕事の勉強はすぐにできた。
なんて方も多いです。
この話はここまでにしときましょう笑
スティックのコントロール向上
スティックコントロールは、
パラディドルを行うことで上達していきます。
先にみなさんにお伝えしたいのは、
出来てから向上するのではなく、練習していく過程からコントロール力はしっかり上がっていきます。
私みたいなタイプは、
と感じてしまうくせに先が長いと諦めてしまうタイプなので大変でした。
基礎練はできるまで時間はかなりかかるし、少しでも放置をするとすぐに出来なくなります。
しかし基礎練をすることで
「ダブル、パラディドル」などの技ができるようになるだけでなく
ドラムの演奏自体の総合力が向上していきます。
プロの方で、
もう何年も基礎練してないなぁ…
という方も少なくありませんが
みなさん上手いのはそういうことです。
数学を勉強することは減っても日常で計算はしているので足し算、引き算ができなくなるわけではありません。
まずは、ルーディメントをできるようにしていきましょう!
フィルインの幅が広がる
パラディドルはフィルインの幅が大幅に増減します。
スティックコントロールのため行っていくことが必要…
言ってることはわかるが身に染みません。
そんな方もいらっしゃいます。
なので
という捉え方をするとスムーズに練習に入りやすりです。
男性であれば
これができたら女の子にモテモテだから頑張ろう。
などという入り口から練習していきましょう。
※本当にモテるかは別問題です
実際にどのようなフィルインができるのかというと
こちら←
ダブルストロークの際もご紹介いたしましたが、
自分で言うのもあれですが…
このフィルはかっこいいかと思います。ドン
私はこの曲を聴いてパラディドル練習いたしました。
なので、基礎練が必要なのを理解するのと同時に
できることでどのようなことが可能となるのかを把握すると
練習に取り組みやすいです。
パラディドルの叩き方
先ほども言ったようにパラディドルは
左右交互のシングルストロークと同じ手で2回叩くダブルストロークを使用して叩くフレーズになります。
今回はシングルパラディドルというものをご紹介いたします!
譜面にするとこのようなイメージです。
基本的に、シングルストロークの中にアクセントを一つ入れていきます
この中の
アクセント部分とダブルストローク部分を少しずつずらしていきます。
私は最初この時点で諦めようと思いました。
できるようになるまでのコツを紹介していきたいと思います。
まずはシングルとダブルを使い分けよう
動画ではアクセントをつけておりますが
まずはゆっくり、シングルとダブルを使い分けて行けるように身体に慣れさせます
フレーズで覚えてしまいましょう。
私が1番最初に覚えたフレーズです
言葉にしながらゆっくりと叩いていきましょう。
フレーズを覚え、身体に身についてから次のパラディドルに進んでいきます。
始めたばかりの場合、フレーズを覚える段階なので
身体の動きやスティックの流れなど
一旦置いておき、まずは身体に覚えさせていきましょう。
パラディドルは身体に覚えさせるところから大変です。
パラディドルの種類を一通り叩き、アクセントを入れよう
パラディドルのフレーズを全て覚えたら
全て繋げてみましょう。
このフレーズの順番だと二周目もスムーズですが…二周目の一打目のアクセントは難しいです。
パラディドルの種類をできるようになるだけでは、曲などに使えません。
通しでフレーズをチェンジしつつ行っていくことがスティックワークに大切です。
そして、順番を変えるだけでドラムソロなどにも繋がります。
一通りできるようになったらアクセントを追加します。
アクセントを入れることで難易度がガクッと上がるので注意です
アクセントのコツとしては、
以前紹介したアクセント移動と同じく、
アクセントを入れるタイミングよりも前から準備を始めるです。
身体の動かし方はこちら←
速さを上げていこう
一通り、全てを通しでできるようになったら速さを上げていきましょう。
テンポを10上げるだけでびっくりするくらい出来なくなるので覚悟をして下さい
速さに関しては、スピードがでると身体と心に余裕がなくなります。
余裕がなくなることで、気持ちが焦り力任せに叩いてしまうことがありますので、注意です。
焦ったむーでぃです。
テンポを上げ、つまずいたら迷わず少し下げましょう。
上げるのは少しずつです。
10上げて速かったら5下げて…その繰り返しです。
おすすめの練習テンポは、
という気持ちになるテンポです。
ひとまずの目標は140〜160まで!
タムやシンバルを絡めてみよう
速さにもなれてきたら、タムを絡めたり、シンバルを入れてみたりしてみましょう。
基本的にはアクセントの位置をタムに変えます。
また、ここで注意点。
しかし、コツなどはアクセントとほぼ変わりません。
アクセントの前から準備をしていくことで、位置の変化がそこまで苦にならなくなってきます。
左右でできることとできないことがある時
例えば
右はタムがスムーズに動くのに左だと安定しない。orミスショットが多い。
そんな場合は
左のアクセント移動の動きが…実はできていない可能性が高いです。
一度、アクセント移動から戻り練習をしてみたり、
テンポを抑えてどの辺のスピードからできていないか確認して練習していきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめてみました!
- まずは左右のフレーズを覚えよう
- 一通りパラディドルを覚えて、アクセントをつけていこう
- アクセントを入れたパラディドルを一周しよう
- 速さを上げていこう。つまづいたらテンポを下げて!
- タムやシンバルを入れてパラディドルを行っていこう
今回はシングルパラディドルを紹介しましたが、
ダブルパラディドル(パラ部分が多かったりディドル部分が多かったり)などもあるので、ぜひ試してみてください
レッスンが気になった方はこちら←
終わりに
いかがでしたでしょうか。
パラディドルはかなり難しい印象ですが、
マスターするとさまざまな場面で活用できたり。
何よりもスティックコントロールが大幅に上達します。
パラディドルをやってみようとしている方は、ぜひこの記事を見て練習してみてください
では、バハハーハー
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